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8ｔｈ Single 2003/08/20	『Beautiful Fighter』 1.Beautiful Fighter 2.嵐ヶ丘 3.Beautiful Fighter（inst．） 4.嵐ヶ丘（inst．）
坂上：コレ、今回はなんとピアノが入っていないという。 　　　デビュー以来はじめてのことなんだそうです。 鬼束：うん。 坂上：この思い切り方は？ 鬼束：いや、全然…。あたしそんなピアノにはこだわってないんすよ、好きだけど。 　　　楽曲をアレンジャーの羽毛田さんに渡したら、コレ聴かせられて。 　　　あ、もう、Good！！最高！！とか言って。 　　　で「ピアノ入ってないんだよね」て言われて。あ、そうなんすか？みたいな。 坂上：へえー。哀愁ロックであると自分でおっしゃってますけども。 鬼束：ハイ。 坂上：しかもずっと同じコード進行なのコレ？ 鬼束：そう。大サビ以外は全部。 坂上：なに−なに−なにですか？ 鬼束：…分かんない。 坂上：(爆笑)ハハハハハッ！コラッ！ 鬼束：よ、よっつ。いや、ぜんぜん分かんないんですよ(笑)、あんまり専門的なコトは。 坂上：4つで進むらしいと(笑)？ 鬼束：そうそうそう。うん。 坂上：そして今年の夏は繰り返しの美学だとご本人おっしゃってます。このコード進行でね？ 鬼束：それはなんかプロデューサが言ってたんですけど。 　　　「繰り返しの美学だーっ！」て、こう、ガッツ入ってたんで。 坂上：「あ、それいただき！」みたいな感じで？ 鬼束：ハイ。 坂上：「自分で作って自分で歌って自分で惚れる、それを永遠に繰り返す」 　　　ということもおっしゃってます。 鬼束：ハイ。 坂上：私の人生そのものだ、とも。(笑)そうなの？ 鬼束：ハイ。そう。 坂上：なんか自分の町とか宮崎県とかで誇れるモノとか？ 鬼束：ないっ！！ 坂上：…それは…あなたが…お部屋から一歩も出ないから(笑)。知らないのよっ。 鬼束：虫デカいんすよねー。宮崎県って。 坂上：(爆笑)ハハハハハッ！ 鬼束：ホントに。ぜったいもう帰りたくない。 坂上：そんなに虫がデカいんですか？ 鬼束：デカいんすよ。ホントに。あのね、南に行けば行くほどデカくなるらしいっす。 　　　カブトムシはまだカワイイけど。クモとか。ナニッ？ていうぐらいデカい。 坂上：手の平ぐらい？ 鬼束：もうホント、こんな。盗人コブていうんですけど。 坂上：え？ 鬼束：盗人コブ。コブっていうじゃないですか？クモって。 　　　学校のトイレとか、コブが角とかにいるんですよ。こう、こうやって。 　　　構えてるんすよ。もう、早退します、あたし。してました。ホントに。 坂上：そんなに虫が…。 鬼束：虫のせいで(宮崎に)帰れない、ていう…。 坂上：リスナーの方からですね、鬼束さんが最近観て感動した映画、 　　　印象に残った映画をぜひ教えてくださいということなんですが。 鬼束：ハイ。「青い春」 坂上：あおいはる…？どういうやつだっけ？ 鬼束：あの、松本大洋さんの。 坂上：はい、分かりました。あの、学園モノ。マツダ…、 鬼束：松田龍平さんの。DVDで。 坂上：ああ！けっこう血みるじゃないですか？ 鬼束：ちぃ？ 坂上：なんかトイレのシーンとか。アレ、けっこう。 鬼束：あの、知り合いが…知り合いで。そういうつながりで観よう、て話になって。 　　　よかったんですよね。あたし、あんまり日本の映画とか観ないんですけど。 　　　新井くんっていう俳優がすごいよかった。 坂上：あらいくんってどんな役のヒトでしたっけ？ 鬼束：えーとね。自殺しちゃうヒト、最後に。あの松田龍平くんの親友の。 　　　新井くんがすごいよかった。モヒカンとかになっちゃったヒト、途中から。 (中略) 坂上：松田くんはどう？ 鬼束：松田くん…はステキです。 坂上：どういうヒトがタイプなんですか？ぜんぜん話飛ぶけど。 鬼束：タイプ？ 坂上：好きな男のヒトは？ 鬼束：九州男児はもういい…かな。 坂上：(爆笑)ハハハハハッ！九州、そうとう、アレだね。もう、いらん？ 鬼束：う、うん。 坂上：九州男児はもういらん、と？懲りた？ 鬼束：懲りた…かな。
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