鬼束ちひろ
鬼束ちひろ Album
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2nd Album

This Armor
This Armor
1. ROLLIN'
2. 茨の海
3. シャドウ
4. everything, in my hands
5. Our Song
6. 流星群
7. LITTLE BEAT RIFLE (album ver.)
8. Arrow of Pain
9. infection
10.CROW
2004/12/01

ロング・セラー『インソムニア』に続く、渾身の2ndアルバム。
ヒット・シングル「infection」、最新の「流星群」などを収録。
早くも2002年の代表作を感じさせる、超強力盤だ。

このアルバムでは「人間にはいろんな鎧が“存在する”ことが言いたかった」

鎧とは、いわゆる中世の騎士や戦国時代の武将が、
戦いのときにつけている甲冑の類ではない。
「人間が誰でも着ている鎧、それは嘘、作り笑いもそうだし、大げさにいえば化粧とか洋服も。でもそれがいいとか悪いとか、脱げとか装着しろとか言っているわけではなくて、
私たちの間にはそれが存在するんだということをただ伝えたかった。」

アコースティック楽器を主体としたシンプルで美しい響きの中から、
凛とした歌声とともにひとつひとつの言葉がすっと立ち上がる。
その言葉が時には鋭く心に突き刺さり、時には優しく心を包み込む。
ちょうど1年ぶりに届けられたこの2ndのタイトルに使われている
“Armor”とは“鎧”のこと。
人間とは鎧を心にまとわずには生きていけない弱い生き物。
それでも鎧を脱ぎ捨てることを、自らに、愛する人に求めてやまない。
そんな根源的な矛盾と苦悩を抱えた人間に向ける彼女の眼差しは、
どこまでも透徹していて、どこまでも優しい。
“暗い”“ネガティヴ”と形容されがちな彼女だが、
これだけ嘘いつわりのない音楽は希有。
もっとも、彼女の魂としっかり向き合う覚悟を求められはするけれど。

――鬼束ちひろの基本であるピアノ1本で再録音された「LITTLE BEAT RIFLE
(Album Version)」。こういうのは最初はまず自分で弾いてるんですか?そのピ
アノは?
鬼:んーん。

――そういうんじゃなくて?だいたいのイメージを伝えて、ていう感じなんだ?
鬼:ウン。

――じゃあ、曲を作るときは、いつもどういう楽器を使ってることが多いの?
鬼:鍵盤。キーボード。

――あ、でもやっぱキーボードだ?
鬼:ウン。でも、あの、弾けるけど、ぜんぜん上手いわけじゃないんですよ。た
だ曲を作る道具としてしかあたしは見てないから。

――あとはもう雰囲気伝えて。一緒に。
鬼:そうそう。で、コードは分かんないんだけど、和音とかが、まぁ分かるか
ら。手の形とか。そういうのでこう感覚的にやって。「こんなのできましたけ
ど」みたいな。

――あとはアレンジャーとかの人にいっぱい手伝ってもらって、こう。
鬼:そう、だから、楽譜も書けないから、あたし。もうアレンジャーの羽毛田さ
んも大変ですね。耳コピー。しかも覚えようとしないんですよ、自分も(笑)。

――やがては何かをやりながら歌いたいとか。例えばギター弾きながら歌いたいと
か、そういうのあるの?
鬼:やれたらいいなとは思うけど。たぶんわたし、そういう、人から教えてもらう
とか、好きにならなきゃやんないから。それを待つしかない、て感じですね。

[アルバム全曲解説]
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